瑜祇大宝塔建立
両頭愛染明王ご奉安 


謹啓 ご同行の皆様におかれましては、時下ご健勝のこと、お慶び申し上げます。
当山ではこの度、平成最後、令和の大事業として、標記の瑜祇大宝塔の新建立と、本尊の両頭愛染明王像の謹刻奉安を発願致しました。
「瑜祇塔」とは、インド、中国からの三国伝来の密教独自の塔、五峯八柱の宝楼閣です。
南インドにおいて、龍猛菩薩が密教両部の根本経典の「大日経」と「金剛頂経」を授かったという伝説の宝塔、「南天の鉄塔」の形を模したものです。
弘法大師も高野山にこの塔の建立を発願されるも、叶わなかっと伝えられています。
建立される瑜祇大宝塔は、総木造・漆喰の朱塗り、瓦葺きで、全高は、十八メートルを超える大塔です。
本尊となる「両頭愛染明王」とは別名「厄神明王」とも云われ、不動明王と愛染明王とが合体した、両頭六臂の忿怒のお姿です。
「こころ・知恵の世界(金剛界)」と、「もの・慈悲の世界(胎蔵界)」とが一つに調和した、平和で理想の世界、「大日如来の密厳仏国浄土」を現出する仏さまです。


今日、世界は激動の時代にあって、国内外で様々な問題や環境の変化が起きています。
新元号になった、これからの世の平和と人々の安泰を祈念して、お大師様のお伝えになった真言密教を具現化する瑜祇大宝塔を建立し、のみやまさん信仰の象徴としたいと存じます。
ご同行の皆さまにおかれましては、この遭い難き勝縁に、一人でも多くの方にご縁を結んで頂きますよう、謹んでご寄進のご協力をお願い申し上げます。



尚、
結界の儀、着工式は、令和元年五月
鎮壇の儀、地鎮祭は、令和二年五月

落慶式は令和四年春を予定しております。

※工事の進捗によって、時期が変わる場合があります。

 


                     合掌
平成三十一年 新春
檀信徒・参拝者各位
高野山真言宗 別格本山
呑山観音寺 貫主 村上了海


 

福岡県糟屋郡篠栗町萩尾227-4
呑山観音寺

電話:092-947-4423(午前9時~午後5時)
夜間:092-947-6384


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瑜祇大宝塔建立 ご寄進勧募のお願い

 

この度の平成最後、令和最初の浄行の完遂のため、
篤信徒の各位、参拝の皆さまには、何卒この遭い難き勝縁にご賛同を賜り、
よろしくご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
貴家ご一同さまの安楽円満と安全繁栄のため、
また、新型コロナウイルス感染症終息、並びに天下泰平、世界平和のために
皆さま方をはじめ、類縁者の方々にも是非共ご勧誘下さり
一人でも多く方々に、この仏縁を結んで頂きたく、格別のお力添えを賜わりますよう、
謹んで、ご寄進勧募のお願いを申し上げます。          合掌

 

 


瑜祇大宝塔 寄進

屋根瓦 一口 3,000円也
(令和3年秋まで受付)


 【お問合せ先】
 呑山観音寺

 福岡県糟屋郡篠栗町萩尾227-4

 電話:092-947-4423(午前9時~午後5時)
 夜間:092-947-6384

 

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瑜祇大宝塔建立 地鎮祭



謹啓 時下益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
今般の新型コロナウイルス感染症の流行に際し、全国の罹患者の方々、並びに自粛などを通して様々な影響を受けられた方々にお見舞い申し上げます。
さて、去る令和二年五月二十四日(日)、午前十一時より、当山の令和の記念事業、「瑜祇大宝塔建立の地鎮祭」を建立予定地にて厳修いたしました。

昨年五月の結界の儀にて結界した建立予定地に、鎮壇具、寶物、加持土砂等を埋め、土地のお祓いと氏神の守護を祈念致しました。





関係者の皆様に於かれましては、暑い中ご参列いただき厚く御礼申し上げます。


平成から令和への改元に当り、両頭愛染明王(厄神)をお祀りし、自然環境問題をはじめ様々な問題を抱え、情勢の変化が著しい現代の天下泰平と世界の平和を祈る為に、この瑜祇塔の建立を発願致しました。


一日も早い疫病の終息と、皆様のご多幸を心よりお祈り申し上げます。  合掌              




令和二年五月吉日          

高野山真言宗別格本山 呑山観音寺